百番・凶
(漢詩)
禄走白雲間 携琴過遠山 不遇神仙面 空惹意?珊
(訳)
禄は白運の間を走り/琴を携えて遠山を過ぐ/神仙の面に遇わずして/空しく意を惹いて、?珊(らんさん)たり
(大意)
財禄も白雲の間に走り去って、無一文となり、/隠者の印の琴を携え、深山に分け入った。/山に入ったものの、仙人には逢えず、/空しく心を悩まして、さらに迷うばかりである
(みくじの解)
心を煩わして報われぬ兆。
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」