十三番・大吉
(漢詩)
手把太陽輝 東君発旧枝 稼苗方欲秀 猶更上雲岐
(訳)
手に太陽の輝きを把って 東君旧枝に発く 稼苗方に秀でんと欲し 猶更に雲岐に上る
(大意)
手ずから太陽の光を把って、/東君(春)が枯れ枝に花を開かせた。/ 稲の苗も秀で伸びようとし、/その勢いの良さは、雲路にまで達するかのようである。
(みくじの解)
陽春、草木が萌え出ずるように、万事力強く盛んな大吉の卦
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」