二十一番・吉
(漢詩)
洗出経年否 光華得再清 所求終吉利 重日照前程
(訳)
経年の否(あか)を洗出し 光華再び清きを得たり 求むる所終(つい)に吉利(きつり) 重日前程を照らす
(大意)
長年の錆や垢を洗い去って/もとの通りきれいな艶がでてきた。そういった清々(すがすが)しい状態であるから、願う所はすべて吉で、/輝かしく昌(さか)んな未来が待っている。
(みくじの解)
旧弊を一掃すれば、吉。
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」