二十四番・凶
(漢詩)
三女莫相逢 盟言説未通 門裡心肝掛 縞素子重重
(訳)
三女相逢う莫れ 盟言(めいげん)説(よろこん)で未(いま)だ通せず 門裡(もんり)に心肝掛く 縞素子(こうそし)重々たり
(大意)
姦邪の人と交際をするな。/その種の婦人の甘いことばに悦んでいても、それは実意のないことばだ。/そうした婦人の口説に、やきもき心を煩悶させていると、/しまいには、身を滅ぼしてしまうだろう。
(みくじの解)
女難の恐れあり。甘言に欺かれぬようにせよ。
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」