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三十五番・吉
(漢詩)
射鹿須乗箭 胡僧引路帰 遇道同仙籍 光華映晩暉
(訳)
鹿を射るは須(すべか)らく箭に乗ずべし/胡僧、路を引いて帰る/道に遇う、仙籍を同じうするに/光華、晩暉に映ず
(大意)
鹿(禄)を射る(得る)には、箭によらなくてはならない。/そうすれば、天竺の胡僧が道案内をしてくれよう。/道中、同志の者も出会えて。/栄華は夕日のように輝くであろう。
(みくじの解)
陰貴の人(高僧など)の手引きで、晩年大いに財産を得る兆
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」