三十九番・凶
(漢詩)
望用方心腹 家郷被火災 憂危三五度 由損断頭材
(訳)
望用、心腹に方(あた)り/家郷火災を被る(こうむ)る/憂危三五度/由(なお)頭材を損断するがごとし
(大意)
遠方を望めば、自分の急処ともいうべき、/故郷が火災にあった。/そんな憂危(さいなん)がたびたび起こって、/大切な財産を、失ってしまったようなものである。
(みくじの解)
居宅の火災、破産などの災厄に注意せよ。
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」