四十二番・吉
(漢詩)
桂華春将到 雲天好進程 貴人相遇処 暗月再分明
(訳)
桂華春将(まさ)に到らんとし/雲天程(みち)を進むるに好し/貴人相遇うの処/暗月再び分明なり
(大意)
桂花(もくせい)の花が咲いて、春も間近、/だんだん運が向いてきて、前途も開けてきた。/目上の貴人の引き立ても得て、/以前の暗夜も再び月が出て、明るくなろう。
(みくじの解)
新規にことを始めるに良し。旅立ちは、行く先に喜びごとあり。
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」