七十三番・吉
(漢詩)
久暗漸分明 登江緑水澄 芝書従遠降 終得異人成
(訳)
久暗漸く分明/江に登れば緑水澄めり/芝書(ししょ)、遠き従(よ)り降り/終(つい)に異人を得て成る
(大意)
長く続いた暗闇も、ようやく晴れ、/舟で江を渡ると、水は青く澄んでいる。/貴人からの文書も発せられ、/思いがけない目上の引き立てにもあずかって、成功するであろう。
(みくじの解)
長い間の滞りも解けて、しだいに運の開ける形。
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」