九十九・大吉
(漢詩)
紅日当門照 暗月再重円 遇珍須得宝 頗有称心田
(訳)
紅日、門に当って照り/暗月、再び重ねて円(まどか)なり/珍に遇うて須(すべか)らく宝を得(う)べし/頗る心田に称(かな)う有り
(大意)
朝日が門に当って輝き、/暗い月が再び円い満月となった。/このような幸運の時に当って、珍しい宝も手に入れることができて、/すこぶる満足の至りである。
(みくじの解)
闇夜が明け、旭日の勢いで出世する兆である。。
「中村公一 『一番大吉!おみくじのフォークロア』大修館書店より」